
神田彩絵 単行本「宮沢賢治の動物誌」
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『注文の多い料理店』のネコや『セロ弾きのゴーシュ』の愉快な動物たちを筆頭に、クマ、キツネ、タヌキ、カエルと、宮沢賢治が創作した童話群「イーハトーブ童話」にはさまざまな動物が登場する。日本古来の伝統的な動物観とヨーロッパ由来の新しい動物観の交差で生み出された動物たちは、賢治文学、そして日本文学でどのような意味をもつのか。
種としての動物の生態を紹介することに始まり、ヒトが彼らに向けてきたまなざし(動物観)の諸相、宗教や民間伝承に現れる動物の姿などを解きほぐし、さらに動物を扱う日本の古典文学や西洋文学を縦横に読み解く。そのうえでイーハトーブ世界に登場する動物のキャラクターを横断的に分析して、宮沢賢治が紡ぎ出した独自の動物観を浮き彫りにする。
動物とともに作品世界を旅してイーハトーブ童話のルーツを探る、新しい切り口の賢治文学への招待状。
【目次】
まえがき イーハトーブのキーアニマルたち
第1章 フクロウ――鳥社会の日陰者
第2章 クマ――唯一の対抗者
第3章 キツネ――本能にあらがう嘘つき
第4章 タヌキ――私腹を肥やす横着者
第5章 ネズミ――小さな簒奪者
第6章 アリ――近代社会の代表者
第7章 カエル――迫害される芸術家
第8章 ネコ――世界を泳ぐ自由なもの
あとがき レイヤーとしての動物観
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